西宮夙川在住のころ、隣人であったメリーグデマンさんと親しくなり、英語を学ぶ傍ら、ハーブを使ったお料理(使わないものも含めて)やポプリ作りを通じて、ハーブについて教えていただきました。
生け花も、花を育てることもアレンジも好きでしたが、特にハーブやポプリにすぐ心惹かれました。それは「目が不自由だった母を香りで楽しませてあげたい」という思いがあったからだと思います。
いろいろな花でいろいろなポプリを作り、母に触ってもらったり、香りをかいでもらって楽しんでいたことを思い出します。ハーブをアジなどのおなかにいれて塩焼きにし、醤油と大根おろしで食べることが大好きでした。何でも入れてしまいましたから「きょうはとても美味しい」とか「これはちょっと癖が強い」とか、母はとても的確なアドバイザーでもありました。